1. 時系列・活動の軌跡
- 2022年(令和4年): 4月の市議会議員補欠選挙にて初当選。「飲食店での接客経験を生かして現場の声を市政につなぐ」と決意を述べました。早速、動物福祉(飼い主のいない猫の不妊手術支援など)や、市のDX(デジタルトランスフォーメーション:デジタル技術を活用して生活や業務を良くすること)の推進に向けた提案を活発に行いました。
- 2023年(令和5年): 男性の育児休業取得の推進や、行政手続きにおける「押印の見直し(廃止)」による市民の利便性向上と職員の負担軽減を求めました。また、不登校の児童生徒や保護者への支援体制の強化を訴えました。
- 2024年(令和6年): 9月の選挙で再選を果たしました。議場では、女性の視点を取り入れた避難所運営(性被害対策など)や、災害時の「トイレカー」導入を提案。また、ガバメントクラウドファンディング(自治体が使い道を示して寄附を募るふるさと納税)の周知に、SNSやインフルエンサーを戦略的に活用するよう求めました。
- 2025年(令和7年): 会派を代表して質問に立ち、戦後80年の節目における平和教育の推進や、子どもたちの学習スペース(自習室)の拡充、また、深刻化する市役所の人手不足対策として、退職者の再雇用制度などを幅広く提案しました。
2. 3つの重点テーマ
① DX(デジタル化)の推進と誰一人取り残さない支援
市役所に行かなくても手続きができるオンライン化や、AI(人工知能)を活用したチャットボット(自動会話プログラム)、多言語通訳ツールの導入を推進しています。同時に、スマートフォン等の操作が苦手な高齢者などがサービスを受けられなくなることがないよう、「デジタルデバイド(情報技術を使える人と使えない人の間に生じる格差)対策」の重要性を強く訴えています。
② 女性・生活者目線の防災と動物福祉
自身の台風被災の経験から、災害時の備えに力を入れています。特に避難所において、女性や子どもが性犯罪などの被害に遭わないための環境づくりや、ペットと一緒に避難できる体制・訓練の実施を求めています。また、交通事故で亡くなる動物を減らす取り組みや、「さくら猫(不妊手術済みの目印として耳先をカットした、飼い主のいない猫)」の無料手術チケットの行政枠導入などを推進しています。
③ 持続可能な行財政運営と職員の働き方改革
ふるさと納税を活用して「稼ぐ」ために、具体的なKPI(目標の達成度合いをはかるための重要な指標)を設定し、分析・改善を行う民間企業のような経営視点を市に求めています。また、質の高い市民サービスを維持するためには職員が働きやすい環境が不可欠だとして、業務量の調査や、風通しの良い職場づくりを提案しています。
3. 発言スタイルの特徴
谷藤議員の質疑は、「市民の切実な声」と「最新のテクノロジーや民間手法」を掛け合わせた提案型のスタイルが特徴です。
地域の1人暮らしの高齢者や不登校で悩む保護者の声などを丁寧に議場に届ける一方で、課題解決の手段として、クラウドファンディングやSNS発信、AIの活用、さらには外部の専門人材(CIO補佐官など)の登用を積極的に市に提案します。女性ならではの細やかな視点と、費用対効果や効率化を重んじる合理的な視点を併せ持っています。
4. 市民生活に関わる具体的な提案
- 災害用「トイレカー」の導入と広告枠の活用
過去の災害で下水が使えずマンホールトイレが機能しなかった事例を挙げ、機動力のある「トイレカー」の導入を提案。さらに、その維持管理費を確保するため、車体に民間企業の広告を載せて収入を得るというアイデアも示しました。 - 市議会「議場」の自習室(スタディカフェ)開放
夏休みなどに子どもたちが落ち着いて勉強できるスペースが不足している問題に対し、年間を通じて使用されていない日も多い市議会の神聖な「議場」を、学習スペースとして開放してみてはどうかというユニークな提案を行いました。 - 退職した市職員の「再雇用(アルムナイ)制度」
育児や介護などの家庭の事情でやむを得ず市役所を退職した人が、状況が落ち着いた際に再び市役所で働きやすくなる制度の導入を提案。豊富な経験と知識を持つ「即戦力」を確保する仕組みづくりを求めています。 - 市長自らによるSNSでのトッププロモーション
市のプロジェクトやクラウドファンディングを成功させるため、公式ホームページだけでなく、市長自らが率先してSNSを活用し、市の魅力を全国に向けて発信していくべきだと強く要望しています。
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