【泉南市議会・活動レポート】井上 実議員の過去3年間の歩みと提案

1. 時系列・活動の軌跡

  • 2021年〜2022年(令和3年〜4年): 新型コロナウイルスワクチンの円滑な接種や、市公式LINE(スマートフォン用通信アプリ)の活用による情報発信の強化を推進しました[1, 2]。また、厳しい財政状況を市民に正直に伝えるため、財政説明会のオンライン開催を提案[3]。さらに、物価高騰を理由とした議員報酬および特別職の給与引き上げ議案に対しては「市民生活が厳しい中、優先すべきは市民サービスの充実」として反対討論を行いました[4, 5]。
  • 2023年〜2024年(令和5年〜6年): 公園の雑草対策や利便性向上のため、民間活力を生かした整備計画を提唱[6]。また、農業振興の観点から、「泉南農業塾」を通じた新規就農者への農地あっせんの仕組みづくりを求めました[7, 8]。さらに、空き家対策や、所有者が不明確で管理が難しい「ため池」の売却など、遊休資産の整理にも注力しました[9, 10]。
  • 2025年(令和7年): 地域企業の人手不足を解消するため、「スポットワーク(隙間時間を活用した短時間の働き方)」の導入支援を提案[11]。また、行政サービスの効率化を目指し、「PFS(成果連動型民間委託契約方式:民間事業者の成果に応じて報酬を支払う仕組み)」や民間提案制度のさらなる活用を市に強く求めました[12, 13]。

2. 3つの重点テーマ

① 公共施設・遊休資産の有効活用と公民連携(PPP/PFI)
人口減少と財政難が進む中、市が単独で公共施設を維持することは困難であるとし、民間企業のノウハウや資金を活用する「公民連携」を強く推し進めています[14]。公園へのキッチンカー誘致によるにぎわい創出や[15]、使われていない施設の再編・複合化、さらにはため池の売却に向けたルール作りなど、資産を「負債」にしないための仕組みづくりに取り組んでいます[10]。

② デジタル化(DX)の推進と情報発信の強化
行政からのお知らせをより身近にするため、市公式LINEの積極的な活用や、市民からの要望書のインターネット公開を推進しています[2, 16]。また、「ゼロカーボンシティ(2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロにする都市)」の実現など、国が推進する新しい施策についても、市民に分かりやすく情報を発信し、巻き込んでいくことの重要性を訴えています[17]。

③ 持続可能な産業振興(農業・商業)と財源確保
泉南市の強みである「都市部に近い立地」を生かした小規模農業の振興や[7]、企業の新たな挑戦を後押しする「ふるさと納税型クラウドファンディング(寄附金を特定のプロジェクトに充てる仕組み)」の目標拡大を提案[18]。自ら稼ぐ力を高め、地域経済を活性化させることで、市の自主財源を確保することを目指しています[19]。

3. 発言スタイルの特徴

井上議員の議会での発言は、「他市の成功事例を用いた具体的な提案型」であることが大きな特徴です。
単に市の問題点を指摘するだけでなく、「長野県高森町では包括連携協定をこのように公開している」「泉佐野市ではこのような人員体制をとっている」といった具体的な事例を挙げ、泉南市にどう適用できるかを建設的に議論します[18, 20]。また、費用対効果を常に意識し、限られた予算の中でいかに市民サービスを向上させるかという「経営的な視点」を重視しています。

4. 市民生活に関わる具体的な提案

  • 公園の雑草対策と「クラピア」の実証実験
    予算不足で年1回しか草刈りができない公園問題に対し、「クラピア(背丈が伸びず雑草を抑える効果がある植物)」を植える実証実験を提案し、実現させました[21]。また、リモコン式の草刈り機の導入なども要望し、維持管理の負担軽減を図っています[17]。
  • 公共施設の空きスペースを利用した「自習室」の設置
    公民館や図書館、埋蔵文化財センターのエントランスや使用されていない空間を活用し、子どもたちが放課後や休日に学習できる「自習室」や集える空間を整備することを提案しています[22]。
  • 人手不足解消のための「スポットワーク」導入支援
    市内事業者から「繁忙期に人手が足りない」という切実な声を受け、柔軟な働き方である「スポットワーク」を市が本格的に支援・導入検討し、地域経済の基盤を維持するよう提案しています[11]。
  • ふるさと納税型クラウドファンディングの強化
    一般財源からの補助金に頼らずに市内産業を盛り上げるため、「ふるさと納税型クラウドファンディング」の推進体制(人員強化など)を整え、意欲ある地元事業者の新たなチャレンジを支援するよう求めています[18, 19]。

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