1. 時系列・活動の軌跡
- 2023年(令和5年): いじめ問題における「第三者委員会」の報告書を市民や議会で共有し、再発防止に生かすよう強く求めました。また、小中学校への学習用タブレット端末の導入に伴い、端末を持ち帰る際の保護者の負担(保険料など)やネット依存への懸念について、きめ細かく確認と提案を行いました。
- 2024年(令和6年): 泉南市が「消滅可能性自治体(将来的に人口が減少し、消滅する恐れがある自治体)」に挙げられたことを受け、人口減少対策やコンパクトなまちづくりを議論。また、高齢者の命を守る「帯状疱疹ワクチン」の助成や、性的少数者を支援する「パートナーシップ制度」の導入を要望するなど、生活に密着した課題に取り組みました。
- 2025年(令和7年): 大阪・関西万博に向けた機運醸成や、市制55周年の取組状況を確認。さらに、環境対策として家庭の使用済み油を飛行機の燃料に再利用する先進的な取組を提案するなど、次世代を見据えたスケールの大きな議論を展開しています。
2. 3つの重点テーマ
① 誰もが安心して暮らせる福祉と健康づくり
高齢者の健康寿命を延ばすため、帯状疱疹(たいじょうほうしん)ワクチンの助成や国への意見書提出をリードしました。また、交通が不便な地域を走る予約型乗合送迎サービス「チョイソコせんなん」や、買い物支援のための移動販売車「サザン号」の推進など、高齢者や交通弱者の生活を支える仕組みづくりに注力しています。
② 多様性を認め合い、子どもの未来を守る教育・人権施策
いじめ問題においては、第三者的な視点で調査を行う「第三者委員会」の報告書をしっかり共有し、再発防止のシステムを作るよう主張しています。また、性的少数者のカップルを公的に認める「パートナーシップ制度」の導入を求め、古い固定観念にとらわれない、多様な人々が生きやすいまちづくりを訴えています。
③ 人口減少に立ち向かう「持続可能なまちづくり」と環境対策
限られた予算の中でまちを維持するため、ふるさと納税による財源確保や、施設の統廃合・複合化を進める「公共施設再編(ファシリティマネジメント)」を推進しています。また、関西国際空港に隣接する市の強みを生かし、脱炭素社会(二酸化炭素の排出を実質ゼロにする社会)に向けた新たな環境施策の導入にも取り組んでいます。
3. 発言スタイルの特徴
長年の議員経験と議長経験を持つベテランらしく、「大局的な視点」と「対話・協調」を重んじるスタイルが特徴です。
質問の冒頭では「お疲れ様です」と市長や職員の労をねぎらって場の空気を和らげます。しかし、公金紛失事件やLGBTなどの重要な人権課題に際しては、「行政のていのいい断り方では理解は進まない」と鋭く切り込みます。国や他市の動向(最新の法律や成功事例)をいち早くキャッチし、泉南市にどう適用できるかを建設的に議論する「政策提案型」のベテラン議員です。
4. 市民生活に関わる具体的な提案
- 家庭の天ぷら油を飛行機の燃料にする「SAF」の推進
家庭で使い終わった「廃食油」を回収し、環境に優しい持続可能な航空燃料である「SAF(サフ)」にリサイクルする先進的な取組を提案。「関空のお膝元」である泉南市ならではのエコな取組として推進を求めています。 - 帯状疱疹ワクチンの費用助成と定期接種化
高齢になると発症しやすく、重い後遺症が残ることもある帯状疱疹を防ぐため、高額なワクチン接種費用の助成を市に求めるとともに、国に対して原則無料で受けられる「定期接種化」を求める意見書を議会でまとめ上げました。 - 多様性を尊重する「パートナーシップ制度」の導入
LGBTなどの性的少数者の方々が生きづらさを感じないよう、他市で導入が進んでいる「パートナーシップ制度」の導入を提案。「まずは行政が古い固定観念から脱却し、理解の輪を広げるべきだ」と強く要望しています。 - タブレット端末の故障に備えた保険の導入とルール作り
小中学生が学習用タブレット端末を家庭に持ち帰ることで、万が一壊してしまった場合の保護者の金銭的負担を減らすため、年間数百円程度で入れる保険制度の円滑な運用や、正しいネットの使い方の啓発を求めています。
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